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学校へ行くことの意味

学校は勉強をするところだから、それ以外のことはあまり力をいれる必要はないと考える親がいます。

部分的には確かにそうですが、。テレビやラジオでも勉強はできる時代ですし、ましてやインターネットで知識だけならば充分勉強はできる時代です。

学校という場所に毎日行くのは、そこで同じ年齢の仲間と共に共通の時間を過ごすということに意味があるのです。

子どもが学校から学んでくることは各教科の勉強だけでなく、友達との付き合い方があります。

家族に対する態度と友人に対する態度というのはかなり異質なものであるはずで、年齢の異なったものに対する適応の仕方と同年齢のものに対する適応の仕方の違いと言っていいでしょう。

縦の関係と横の関係との違いといってもいいでしょう。

子どもが生後始めたかかわりを持つ相手は、ほとんどの場合、親です。

子どもと親との関係はいわば縦の関係であり、与える、うけとる、保護する、保護されるという関係です。

子どもは親を遊び相手にすることはあっても、それは遊んでもらっているに過ぎず、つまり対等に遊んでいるのではありません。

叱られたり、注意されたりすることはあっても。意地の悪い事をされたり、いじめられることもないでしょう。

友達との付き合いから得るものとしては、次の2点が考えられます。

まず一つに自分が所属する社会の成員としてふさわしい行動の様式を身につけていくことです。

具体的に言えば他人に対して言っていいことと、していいこと、言ってはいけないこと、してはいけないことのけじめをはっきりつけることができるようになることです。

好意を受けた時に感謝する心をもつことや、困っている者に対しては援助の手を差し伸べること、また仲間と共通の目標を持ち、それを実現するために協力することなど、要するにその社会で生きていくための規則や約束を習得していくことです。

これに対して友達との付き合い方は、横の関係といってよく、親をはじめ年長の者に対しては素直におとなしくしていれば大体においていい子であるとされますが、仲間との付き合いにおいては、対等な関係が基本ですから、自分を適切に表現する主張も大切な能力です。

しかし、自己主張ばかりしていてもわがままだといわれます。

嫌われたり、反発されたりしない程度に自分を上手に表現したり、相手の言い分をしっかりと聞き入れて、時には自分を抑制してでも相手を受け入れる必要があります。

また反対に、ときには相手を説得してでも自分の主張を通さなくてはならないというときもありますし、お互いに譲歩して妥協しなくてはならない時もあるでしょう。

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